塩カルって
地球温暖化とは言うものの
まだまだこの辺は雪が降ります。
粉塵公害・道路標示の塗り直し費用等の問題で
1990年にスパイクタイヤ禁止⇒スタッドレスタイヤになりました
最初はスタッドレスタイヤの性能もいまいちでしたが、今はかなり使える物になりました
(新しいタイヤという条件は付きます)それは良いことですが
スパイクタイヤ禁止と併せて凍結防止剤の散布が始まりました
《塩カル》ですね でも今や輸送されてくる馬鹿でかい袋には中国語で《岩塩》と
と書かれています。 普通に塩です、これをまくと凝固点降下が起こり融点が下がります
水の凍る温度が最大で-10℃ほど下がります。
ここで、ほとんどの方が雪が滑ると思っています。極論ですが、雪は滑りません!
もっと言うと氷も滑りません。凄く寒い日は感覚的に足元がそれほど滑る感じが
ないと思います。
スキーもスケートも長靴もタイヤも雪との間に、温度差や圧力で出来た水膜が潤滑剤になって
ツルツル滑ります。さあ雪が降ると黄色い車が塩カルを雪の上に巻きまくります、ビシャビシャのシャーベットスノーに
なって物凄く危険です。このシャーベット状の雪が、皆様の何百万
円もする大事な車にべっとりと付きます
塩まぶしです、毛細管現象で車の内側に浸透してきます、いつの間
にやら錆でボッコリ穴が空きます。
現在いわゆるフレームと言われる箇所に穴があると車検が合格しません‼ どうもそれに起因する重大な事故が
あったようです。交通事故防止のために巻き散らかして、それが原因の事故が起きては本末転倒です
中央道トンネル天井板崩落死亡事故も塩カルの影響もあると思います。環境への影響も大きいことでしょう
震災の津波の後、田んぼや畑の塩害からもとの田畑に戻す ために、綿花を植えるなどとニュースなどで報じています
塩による何らか害、色々なところにあると思います。
塩カルを散布するなら除雪してから路面がブラックアイスバーンになりそうな所に必要な
量だけで充分だと思います。あまりに大量に撒き過ぎに感じませんか?
夜中の寒空で塩カル散布の車に乗ってる方には頭が下がりますが、どうせご苦労するなら
どうかもっと効果がある方法をお願いします。